あまりの緊張で、夕食に何をいただいたのか覚えていないけれど、
デザートに出してくれた無花果がとても甘かったことを覚えている。
私が美味しいと美味しいと食べていたら、
「そんなに喜んでくれるなんて」と、
どんどん持ってきてくれて、
ねっとりとした無花果で手がべとべとになった。
たった一度きりだったけれど、
本当の娘のように接してくれたこと、
とても嬉しかったです。
あれから、無花果を見かけるたびに、
買ってみるのですが、
あの時の味を超えるものは見つかりません。
もう、きっとお会いできないと思いますが、
いつまでもお元気で、幸せな日々を送られることを願っています。
![f:id:loveange:20130917161932j:image f:id:loveange:20130917161932j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/l/loveange/20130917/20130917161932.jpg)