年賀状

小学生の頃からの楽しみ。
毎年、郵便屋さんが来るのを待ちわびて、
マンションの階段を何往復もしてた。
家族も、
「また始まった」と、
笑いながら放っておいてくれる。

何度目かのポストパトロールののち、
年賀状を発見、
たくさんの葉書の束を抱えて玄関に入る頃には、
もう気分は最高潮(笑)

もちろん、ほとんどが親宛のものだけれども、
我が家は来客が多かったので、
大抵の人の顔を思い浮かべることができた。

そんな人たちが旅行したこと、家族が増えたこと、
元気でいてくれることを知るのが、
楽しくて、楽しくてしかたがなかった。

社会人になって、自分宛の年賀状もそれなりに増えた。
今年も、同僚や友人からの葉書に、
笑ったり、懐かしく思いを馳せたりして、
とても温かい気持ちになった。

大切な人たちに、元気をもらってスタートする1年は、
きっと、いいことがあると信じられる。