お守り

何かの時にお守りになるものを、と思って買った指輪。
ある時から、「本当に大事なときにだけ」
と心に決め、身につけるのをやめていました。
その方がいざという時、効果がある気がして。

そのため、数年間は時折出しては眺めたり、磨いたりするだけで
頼りそうになるのを、ぐっと我慢してきました。

その「本当に大事なとき」が訪れたのが、去年のこと。
心配で心配で、
たまらず指輪をつけ、無事を祈り続けました。
その後、願いが届いたのか、
指輪はまたもとの場所にかえることができました。

そして今年。
「本当に本当に大事なとき」が2回も訪れてしまいました。
命の灯りが消えるのではと思うと、
恐怖がおそってきて、不安でたまらなくて。

それでも、薬指の指輪をそっとなでながら、
「どうか願いが届きますように」と祈り続けることで
みんなの前では、どうにか
平静を装うことができたのではないかと思います。

そして、今回も・・・
しっかりお守りの役目を果たしてくれました(^ー^)
本当に本当にありがとう。

自分で育てていくお守りというのも、いいものだなと思いました。